Appleが文化庁に物申したよ。

■アップル、文化庁を激しく非難–「私的録音録画補償金制度は即時撤廃すべき」
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20350151,00.htm

たいへん面白い展開に。どんどんやってくれ。
改革されるかどうかはともかく、一石は投じられたのだろうか。
テレビでは全然取り上げられてないけど、この前の「AppleがiTMSでの著作権料をJASRACに支払っていない」という誤報を大々的に報道した時みたいに、各局がええかげんな事を言い捨てるんじゃなく、ちょっとは勉強して報道してほしいもんですな。
朝のテレビみてたら「iTMSではDRMというのをかけて複製できないようにしているらしいじゃないですか」なんていう的外れなコメントまであって吹いたわ。iTMSほどDRMの自由度が高いダウンロードサービスは他にないはずだが…そこから説明か。というかJASRACだとか権利団体に都合の悪いニュースはやっぱり報道されないのかな。



CD買って、著作権料払って、mp3プレイヤーとかに入れるとまた別でお金がかかるんだって。
レンタルCDをCD-Rに焼く時に生じる保証金(CD-RやMD、ビデオテープ、DVD等のメディアにかかってる)が、レンタル→iPodだと徴収できないからなんだって。

そもそもその保証金だって多いに納得行かない。
私的複製の保証金制度が必要なのはレンタル制度があるせいらしいが(レンタルしたものは複製されるという暗黙の了解のもと)、レンタル屋が無ければCDやDVDの価格が欧米並に下がるのであれば、レンタルなんかなくてもまーったくかまわんけどな。高くて買えないからレンタルを利用したりするんであって、元々の値段がもう少し安ければ正規版を買うって。
レンタル制度そのものを無くすか、レンタル料を高くして通常版を安くしてくれよ!
あと元々の値段が高いのは再販制度のせいでもあるのか。それもねえ。

CDを買って、自分自身が聴くために私的複製の権利をもってPCやiPodに落とした曲を聞きたい時に聞く。そのことで著作者にもレコード会社に対しても私は何も非を感じないが、なにがおかしいというのだろう。
消費者を泥棒扱いするのはいい加減にしてほしいよなー。P2Pでダウンロードしたり他人の所有物を複製コピーすることによる損害だって、正規のユーザーに保証させないでください。どこかで話がすり替わっている気がしてならないですよ。

著作権料を払うのはいいよ。著作者の当然の権利だ。
しかし著作物の代金が著作者にちゃんと分配されてるならいいけど、CDの売り上げ以外で徴収されたお金って、どうせ暗闇の中で誰かの懐に入ってるんでしょ?
まったく利権利権って、JASRACのいいなりになってるとそのうち楽器にも課税されかねないですよ。弾いてるはしから「著作権料を!」ってな具合で。その次は鼻歌が有料になるよ!

とりあえず、敬意を表してiTMSで買った曲をPlus(DRMフリー&高音質)にアップデートした。
正直アップデートしたい曲が個別で選べたらもっとよかったけどね!
「愛のメモリー」は標準でよかったのに、無駄にいい音質に…(笑)しかしシゲルマツザキはいい声だなあ。

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