WEBベースの時代へ

「.Mac」のサービスが「mobileme」に変わりました。
それに伴いメールアドレスが「mac.com」から「me.com」になったりもしましたが、一番変わったのはもっと根本的なところで、データの同期方法がSyncによるものから「プッシュ」「クラウド」に変わったこと。なんのことやらですね。
ちなみにiPhoneの登場とともに、このサービスはWindowsユーザーでも利用できるようになりました(そのためにメールアドレスから「mac」がはずされたわけで、ちょっとなんだかなあという気もしないでもないですが)。

さて、今までの「.Mac」のサービスと言えば、メインマシンのデータをWeb上のサーバと同期させ、そのサーバ上のデータに合わせて他のデバイスも同期されるという形でした。
現在は「クラウド」と呼ばれるWeb上のデータの集まりをメインと考え、すべてのデバイスがなんらかのWebサービスを利用する(プッシュする)際に、他のデータも常にリアルタイムで更新されるというかんじになっています。変わったと言えば変わったけど、変わってないと言えばそんなに変わってない気もいたしますが。

とにかく、メインマシン(家)・ブラウザ(端末すべて)・モバイル(携帯端末)でタイムラグなしにすべての最新データが共有される状況になったと言うことですねー。自分がどこにいて、例えば自分のマシンではない端末を使っているときでも、自宅のメインマシンと同じ内容のメール、WEB、住所録、カレンダーなどなどの環境にアクセスできます。

このシステムは同じくWebベースのサービスやIMAP対応のメールと一緒に使うことで、格段に便利になるように思います。
現在GmailをIMAPで使用していますが(mobilemeのメールも、もちろんIMAP対応です)、Macで送受信したメールは常にiPhone/Touchでも確認できますし、iPhone/Touchで送受信したメールはMacのメーラーでも普通に表示されます。RSSフィードリーダーのNetNewsWireでMac側で確認したRSSフィードはMobileでは確認済みとして表示されます。オンライン上にある情報をあらゆる端末で共有・更新できるので、重複なくスマートに情報を利用できるのですね。
またこれらの情報のベースはWEB上に存在しているので、マシンを乗り換えたりする際にもバックアップやデータ移行の作業が大幅に軽減されることになりますし、オンライン環境さえ確保できるのであれば、外出時に持って出かけるデータの量も少しですむようになります。

今後も続々WEBベースのサービスが増えてくると思うのですが、そうなってくると今度は無線環境の確保が問題です。家・職場など限定して使うなら問題ないですけど、せっかくならいつでもどこにいてもデータを使いたい。そこの隙間を埋めるのが単体で通信できるiPhoneなのですけど、現在の携帯電話会社主体のサービスには(特に料金体系で)不満も残るところで、もう一段階の進化を待ちたいという気がしています。

あと半年くらいしたらまた状況は大きく変わったりするのでしょうね。
いろいろと楽しみな今日この頃であります。