きもの365日

群ようこの「きもの365日」を読み直す。タイトル通り群さんが一年中着物を着る、という内容だ。10年くらい前に読んだ覚えがあるが、その頃は自分がゆかた程度しか着たことがなかったため今ひとつピンと来なかったことも、今読んでみるといろいろと興味深く面白い。
ときどきおしゃれ着として着物を着るのと、普段から着物を着るというのは全然違うことなのだ。

365日という企画なので1月から始まるのだけど、まず最初に何日か着物を着ていると体調が悪くなった、というところから始まる。風邪っぽくなり、片方の腰が痛むようになる。これは私も感じたけれど一日中着物ですごすならきっちり防寒対策をしないといけなかったり、立ったり歩いたりする姿勢がいつもと変わることによって体のいろんな部分に負担がかかるということなのだろうと思う。

やはり洋服と和装ではあまりにも性格が違うので、気持ちよく着物を着て暮らすためにはそれぞれの違いに慣れる必要がある。曲線で体の動きに沿った裁断と縫製をする洋服に対して、和裁は基本的に直線裁ちなので、人間の動きの方が制約される。着物を着た時に負担がかからない動作や体つき…着物を着ても疲れない体は、やはり着物をこまめに着ることによってしか得られないようだ。

さて、最近出かけたり荷物を運ぶことが多いのであまり着物を着れていないです。
うちはまだ暖房を入れていないのですけど(火鉢を数時間焚く程度)、なんか近頃寒さが身にしみるなあと思ったら洋服ばかり着ているせいでしょうか。明日はきもの着よう。