補整ってどうしてますか?

きものを着る時の体型補正用に使っていた綿をシート状に固めた補正具をうっかり洗濯機でそのまま洗ってしまい、エラいことになってしまった。まあ、ひらたく言えば分解してしまいましたよ。

きものを着る時のベースはできるだけ寸胴にした方がいいということで、専用の補正具を使っている人以外はたいていタオル、手ぬぐい、ハラマキなんかで補整をしていると思います。バスタオルを巻く、という人までいる。綺麗なキモノの下の通気性事情は最悪です。
私の場合基本全体的に太いので、悲しいかなあまり補正はいらないのですが、尻がでかいせいで尻上の補正だけは必須。だけどタオルで代用するのは出来れば避けたい。なぜなら!暑いから!!この暑いのになんでまた暑い要因を増やさないといけないのよ!!!

そんなわけで尻補整用のできるだけ涼しげなパッドを探していました。そうするとメッシュとか麻とかへちまとか、まああるにはあるんですが、ちょっと求めているものと違う。基本呉服業界はもうパイが小さいので、きっと画期的な新製品とかあんまりないのですね。選べるものは昭和の香りが漂うものばかりでとにかく選択肢が少ない。
私は汗取りもかねて胸とウェストの補正をするサラシに、ついでに他の補正もはさんじゃう派なのでベルトはいらないのです。ていうか暑いので余計なヒモはできるだけ避けたい。
そうすると、必要なのは「メッシュ部分」のみということになり、なんだかだんだん既製品を買うのがばからしくなってきました。

というわけで、自分で作ることに決定。
通気性と柔軟性、適度な反発力を吟味した結果、素材は「モルトフィルター」をチョイス。濾過剤やフィルターとして使われるポリウレタン素材です。そいつを段差に合わせて傾斜が出るように二段分切り取り、ざっくり縫って完成。

一日使ってみたかんじでは、目が粗いのでタオルのように熱がこもらないし、なかなか悪くない使用感。しばらく使ってみようと思います。
最大の問題は「見た目が悪い」ことですかね…。風情はないな、ものすごく。きもの脱がしていてこれが転がり出てきたらすごい引くだろうな。

……素材がけっこう余っているので、興味がある方はご連絡を。
ヒモが必要な人は、帯枕みたいにガーゼで包んで使うといいでしょう。