山椒

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山椒の木とはどうにも相性が悪い。(虫の話注意)

実家を出て姉と二人暮らしをはじめた時、母が山椒の木の鉢植えをくれた。
丈夫で料理に役立つ実用的なハーブである。
ちなみに葉は使えるが、実はならない。
山椒は基本的に雌雄異株なので、鉢植えで売られているものは実がつかないものが多いのです。

その後3〜4年は育てたと思う。春先にはきれいな新芽が出て、筍ごはんに飾ったり楽しんだ。
がしかし、毎年初夏になるとハダニが発生。葉の裏に極小の赤いプツプツしたものが増え、糸を吐く。やがて汁を吸われた葉は茶色くなって枯れ落ちる。葉を洗って対抗するも追いつかず、丸坊主になってしまう…という事が起こるように。ハダニ…乾燥気味の屋内で増えやすい嫌なやつなんである。
屋外で雨に当てると増えすぎずに適当に駆除されるのだが、その頃住んでいた部屋には簡単な屋根付きのベランダしかなく無理だった。やがて枯らした。

次に住んだ部屋で、山椒の鉢を買った。
部屋は一階だったので、ベランダの外側に鉢を引っ掛ける事ができた。
順調に育った山椒だったが、初夏になると今度はアゲハがやってきた。
山椒はアゲハ幼虫の大好物なんだよね…。やつら柑橘類(山椒は柑橘類です。豆知識。)に産卵するのです。気づかないうちに卵を産まれ、やがて山椒は丸坊主に。
うわー、と思って室内に退避させたら今度はハダニがまたまた発生。結局また枯らした。

すっかり山椒の育成を諦めて、次の転居先では植物には手を出さず。
今の住居でも鉢植えはいただきものだけを枯らさぬようにソロリソロリと育てていたのですが、昨年とうとう山椒の苗木をいただいてしまった。
これが三度目の正直か!と大きめの鉢に植え替えて様子をみてましたが、基本的に山椒は植え替えに弱いタイプの植物。根付かぬままに枯れました。

さて、実は夫の実家に立派な山椒の木が生い茂っていて、葉も摘み放題、実もどうやら私しか摘まないらしく、摘み放題。
シーズンには山椒狩りを敢行させてもらい、ちりめん山椒として還元。
正直もうこれでいい、と思っています…

今は山椒の花が咲くシーズン。
山椒は葉も実も食用ですが、花も食べられます。
花と言っても地味な小さな粒のようなもので、咲き終わるとミニ山椒となります。それを本日義実家でもらってきました。
小さな山椒は柔らかくプチプチした食感。軽くフレッシュな辛味ですごくおいしい!
八百屋にもごく短い期間出回りますが、たいへん高額な珍味です。旬の贅沢ですね~。
身近に山椒が生えている方は、ぜひ今のうちにチェックしてみてくださいね。