イスタンブール

イスタンブールに行ってきました。うん、もう半年前だけど。

ざっくりした感想としては歴史ロマンの国でした。
陳腐な感想になりますが、アジアとヨーロッパの間で激動の時代を過ごしてきた場所だけに、どこに行っても史跡とそれにまつわる歴史に圧倒されるばかり。

garatabridge

とにかく一番見たかったものといえば、モスク!
どのモスクもスケールといい色使い、タイルの模様など、とにかく圧巻でした。

bluemosque

スルタンアフメト・ジャーミイ、通称ブルー・モスク。イスタンブールを代表するモスクです。
この美しいモスクのすぐ裏に面するホテルをとったので、何度も通いました。
他にも、たくさん美しいモスクがあり、結局見切れず。何日あっても足りないくらいです。

mosque_ceiling
天井や壁の精緻な模様が美しい
island
乙女の塔
bazzar
迷宮のようなグランバザール
station
路面電車の駅
sunset
連絡船より
rumelihisar
城塞にて

トルコ語は難しかったです。
トルコ語は基本のあいさつくらい覚えていった程度。トルコのネットラジオとか聞いて少し耳慣らし(気休め)していきましたが、馴染みのない言葉すぎてほぼ使えず。

「メルハバ(こんにちわ)」くらいなら簡単なんですが、「テシュッキュル・エデリム Tesekkur ederim(ありがとう)」なんて正直長すぎではないかと思う。しかしこれだけは一生懸命おぼえたので、なんとか使えました。
やはり母国語で挨拶してもらえると嬉しいものなのか、私のぎこちないありがとうでも皆さん笑顔になってくれてこちらも嬉しかったです。

ただしトルコは親日で有名な国ですし、皆さん親切なのでカタコト英語程度でも特に困る事もありませんでした。
日本語で話しかけてくれる人も多いし、英語で日本に行ってきたんだよ、とか声かけてくれる人も。しかしナンパと勧誘もものすごく多いので区別がつかず…

トルコ文化も勉強して行きました。主にマンガでな。
旅行前の副読本は「トルコでわたしも考えた」シリーズと「夢の雫、黄金の鳥籠」「イスタンブル物語」

まずは中世。「夢の雫、黄金の鳥籠」は現在連載中の少女漫画で、16世紀にオスマントルコの最盛期を築いたスレイマン1世の寵妃、ヒュッレムのお話。
ウクライナからさらわれてきて、スルタンのハレムに入れられた少女アレクサンドラが、ヒュッレムというトルコ名をもらって後宮での権謀術数に巻き込まれながらトップに上り詰めていくという波乱万丈な人生を描いています。少女漫画らしい脚色はあるにしても、華やかなりし頃のオスマントルコがイメージできてわくわくします。

ヒュッレムさんのお話はトルコで連続ドラマにもなったそうで、すごく見たいんですが、日本で見る方法が見つからず残念。どこかのケーブルテレビとかでやってくれないものか。
「壮大なる世紀」という、たいそうドラマチックな大河ドラマらしいです。(YouTubeで一話が見れるみたい。「Muhteşem Yüzyıl」で検索!)
ただしトルコのドラマは一話が1〜2時間あるのが普通で、しかも全139話ですって。無理か…
イスタンブールにはヒュッレムさんのために皇帝スレイマン一世が作ったと言われるハマムが再建されていました。豪華だった!

お次は近代。

「イスタンブル物語」は、トルコ救国の英雄、初代トルコ大統領となるムスタファ・ケマル・アタテュルクが独立を勝ち取ったトルコの建国譚を軸にしたお話。フィクションまじりながらもトルコの歴史的あれこれを見る上で必須の知識です。
どうやら絶版らしいのですが、ぜひとも復刊してほしいものです。
そして現代。

「トルコで私も考えた」シリーズは、日本人の少女漫画家がトルコに移住した体験記。トルコでの日常生活の細かいあれこれを描いていて、すごく勉強にもなるし面白いです。

まあトルコの歴史は壮大なので全部を網羅することはできませんが、これだけ読んでいればまあつかみはOK。これくらいの知識を前提に教科書とか解説書を読めばざっくりとは頭に入ります。理解しやすく面白く漫画にしてくれた漫画家のみなさんに感謝。

トルコはとにかく珍しいもの、美しいもの、壮大なものが盛りだくさん。エキゾチックで素敵な国でした。
機会があればいつかまた行きたい国の一つとなりました。